ドバトってどんな鳥?

日本には奈良時代に持ち込まれたそうです。
多くの人に飼われていたのが野生化し、
現在では神社、寺、駅、などに住みついています。
木の実や草のタネなど、植物性のものを好んで食べ、
同時に雑草のタネも駆除してくれるという良い面もあります。

常に群れで行動し繁殖期は長く何度も子育てをします。
また河原などに放置された釣り糸に引っかかり、
足首や指の無くなった固体を見かけますが、このように不幸な一面もあります。
ドバトの羽根の色はキジバトと違ってさまざまです。



えさをやってもいいのか?

人間が野生の動物にエサを与えることを「餌付け(えづけ)」といいます。
絶滅しそうな動物を保護するために餌付けすることはありますが、
それ以外の場合は餌付けしないでください。
子供たちが鳥にエサを与えるのはほほえましい光景ですが、
野鳥が自然の中、自力でエサを取り、
繁殖することによって生態系のバランスが保たれています。

餌付けはその習性や生態系を乱し、
野鳥だけでなく環境にとっても悪い影響を与えます。
 また、野鳥が人間に慣れることによって、
さまざまな被害が発生します。
エサを与えず、できるだけ自然のままにしておきましょう。
(日本野鳥の会京都支部ホームページより)



エサやり防止キャンペーンin上野公園

ハトだまりといえば思い出す上野公園。
なんと現在約2,000羽のハトがいるという。
あらためて行ってみるともう地面いっぱいにハトだ。
目の前には上野動物園があるわけだが、もう動物園に行く前にハトでお腹一杯という感じ。

群れに入っていくと、エサを持ってるとか持ってないとか、
そうゆうのはおかまいなしにハトまみれになる。
こんなに人なつっこかったっけ?!
エサやり防止キャンペーンは地道に始まっているらしく、
東京都環境局のジャンパーを着た方がチラシを配りながらエサやりの自粛をよびかけていた。

「フンが健康被害をもたらしますし、羽毛がアレルギーの原因にもなるんですよね。
かわいいのはわかるんですが、ハトは自力でエサを探しますので……」

下記は浅草浅草寺でのえさやり防止キャンペーン









江東区の看板と補足
 
※クリプトコッカスについての補足
クリプトコッカス性髄膜炎の症状は、
頭痛、発熱、無気力、昏睡、人格変化記憶障害などらしいです。
クリプトコッカスは免疫や体力の落ちた人がかかり易い
「日和見感染」の一種だと考えられています。

病原体のCryptococcus neoformansは、
鳥の糞に含まれる窒素成分があると大変よく増殖するらしいです。
そのため、鳥の糞で汚染される場所…つまり、
鳥の活動範囲の土からよく病原体のCryptococcus neoformansは、
分離されるんだそうです。

乾燥すると、病原体のCryptococcus neoformansは、
細かい微粒子となり、少しの風で舞い上がり、
人に吸い込まれると肺の奥まで到達することさえあります。






鳩(はと)は、ハト目・ハト科の鳥類である。

多数の種を含むが、家禽として使われるのはドバトである。

カワラバトを改良したドバトは、
戦前・戦中の軍事用、戦後の一時期には
報道用に伝書鳩として大いに活用されたが、
電話・電送の進歩によりその価値を失い、
現在ではレース鳩として飼われることがほとんどである。
マジシャンの使用する白い小型鳩は銀鳩と呼ばれ、
観賞用としても人気がある。

ドバトは中国では食用にされる。 また、フランスでもハトを食べる。

オリーブと共に平和の象徴とされることもしばしば。

日本の野生のハトとしては、キジバトが知られている。
ハトのフンに含まれるカビの一種が肺に入り、
クリプトコッカス病にかかる場合がある。


(家禽(かきん)とは、その肉・卵・羽毛などを利用するために飼育する鳥の総称。
または野生の鳥を人間の生活に役立てるために品種改良したものを飼育しているものをいう。

一般的に肉、卵用にニワトリ、ウズラ、シチメンチョウ、アヒル、ガチョウ、
愛玩用にオナガドリ、チャボなどがある。またハトは伝書鳩としても用いられる。

最近はダチョウを家禽として飼育する例もある。


カワラバトは、ハト目ハト科の鳥。本来、ヨーロッパ・中央アジア・北アフリカなどの
乾燥地帯に生息する鳥だったが、
食用として家禽化され、
それが伝書鳩やレース鳩としてなどとしても利用されるようになり、
日本にも輸入された。
その後野生化し、増えていったのが現在のドバトである。
従って、厳密にはカワラバトとドバトは異なるが、
通常は同じ種として扱われる。

都市部を中心に非常に多く見られる鳥で、
人をあまり恐れないせいか、公園等でえさをやる人も多い。
場所によっては、えさを持っている手に乗ってくることもある。
近年では、糞害が問題とされることがある。











なぜえさやりがいけないのか
ホームページで検索をしてみて下さい、でるはでるは山ほどでます。
これほど困っている人がいます。
対策を調べてみました。
環境省。東京都、自治体も広報活動をしています。


一見、のどかで平和なイメージのハト。
しかし、繁殖力の高いハトは、年々増え続け、近年ハトによる公害が大きな社会問題になっています。
ハトは食欲旺盛で排出物量も多く、家やマンションでは、ベランダの干し物を汚し、建物の美観を損ない、
工場や倉庫では、商品への被害を与えます。

そればかりでなく、糞を媒体とする病原菌により、オウム病、クリプトコックス症、サルモネラ症等、
様々な病気を媒介します。
武蔵野市ホームページより)


ハトに餌をあげないでください。
ハトは餌がたくさんあると増えます。
ここでいうハトとは、飼主のいない野生化したハトのことで、ドバトと呼ばれています。
数が増え、人を恐れなくなり、自力で生きられなくなり、被害を与えるため、人々に嫌われてしまい、
かわいそうな存在にしてしまうのです。
 餌をあげないとハトはどうなるの。
 ハトの餌は自然の雑草、樹木の種子、芽などを食べて生きています。
 ハトはなぜ増えるのですか。
 ハトは1年に何度も卵(1回に2個)を産み次々に増えます。
 病気で危険なこともあるのですか。
 人にうつる病気を持っていることがあり、オウム病や クリプトコッカス病
あるいはダニによる皮膚炎、羽毛に よるアレルギーのなどへの注意が必要です。

 ハトによる被害がありますか。
 増えすぎると公園や通路がフンで汚れ、遊んだりくつろぐことができなくなります。
群れて飛ぶと人々に不快感を与えてしまいます。また、ハトはベランダや建物の隙間に巣をつくり、
周りはフンなどで汚れ、ダニやハエが発生します。
  ハト被害の主な相談内容
   ・フンや羽毛で汚れる。
   ・フンの悪臭
   ・不衛生、アレルギーで困っている。
  被害や相談の場所
   ・団地やマンション
   ・駅前広場
   ・戸建て住宅
   ・公園
   ・商店街
   ・社寺仏閣
   ・その他

   (
引用 環境省自然環境局野生生物課 パンフレットより)








ドバト
都市部では、野生動物の多くは住処を追われていますが、逆に環境にうまく適応し、
目を見張るほど大増殖している都市型動物がいます。
ドバトやカラス、ネズミなどはこの代表的なものです。


中でもドバトは、ベランダ等の軒下や建築物に巣をつくって糞を落とし、
我々に非常に大きな不快感をもたらします。
また、建物や商品、計器などの糞による汚損、病原菌の伝播等の実害もあります。


ベランダの糞を吸っていた、通勤途中にハトの群れの間を通っていたなどにより、
原因不明の高熱が続く、咳が止まらなくなるなどの症状を訴える人が年々増加しています。

これらはクリプトコッカス病と言われており、ハトの糞で大増殖するカビの一種が大量に浮遊し、
肺に入る事で、頭痛、発熱、記憶障害などを引き起こし、進行すると肺炎、ひいては死に陥る事もあります。

 クリプトコッカス

また、この菌は乾燥に強く、約2年は乾燥した状態でも死滅しないと言われており、予防が困難な菌です。
従って、その媒介者であるハトを防除する事がクリプトコッカス病防除の最も有効な方法となるかもしれません。


平和の象徴であるハトは一方で、我々人間の人体にも影響する病原菌の媒介者でもあるのです。
東京都では、ハトに関する苦情・相談が年間500件近くも寄せられており、
今春ついに東京都もハト対策にも乗り出すことになりました。


(平成17年1月13日 環境局 報道発表資料 ハト対策の実施について 〜エサやり防止キャンペーン〜)

これは、都立上野恩賜公園で、1年間、来園者を対象に、エサやり防止を呼びかけるものです。

ハトの発情期は、一般的に春秋と言われておりますが、実際のところは年中と言っても過言ではありません。
むやみやたらに餌をやらないことは、ハトの大増殖を防ぎ、被害を抑制することにつながるのです。


一般家庭のハトよけ対策は、軒先に目玉やCDなどをぶら下げる、
電気ショック装置、強光線装置、超音波装置、威嚇音装置を設置するなど様々な方法がありますが、
どれもある程度の効果はあるものの、持続性はありません。


当社では、発泡テープ工法により、
巣を作っていたハトを二度と近寄らせないようにする方法をお勧めしております。
この方法は、美観を損なわず、コストパフォーマンスに優れている工法です。
是非ご検討下さい。
      
http://www.to-yo-s.co.jp/bird.htm ホームページより









クリプトコッカス病Cryptococcosis】

病原体:クリプトコッカス菌

感染動物:ハト、ネコ
[動物の症状] ハト : 無症状   ネコ : 無症状、呼吸器症状、神経症状

[ヒトの症状]
肺クリプトコッカス症 : 発熱(軽度)、胸痛

クリプトコッカス髄膜炎 : 中枢神経症状、死亡

[感染経路]:吸入

 [敵を知る]:
クリプトコッカス菌は、ハトの蓄積した糞の中で増殖したり、止まり木に付着しています。
ハトの糞が乾いてまい上がり、それが呼吸とともに、ヒトの肺の中にクリプトコッカス菌がとりこまれます。
そのように感染し、肺に軽い病巣をつくる軽い病気です。
しかし、免疫不全の患者でごくまれに中枢神経に感染して髄膜炎や脳炎をおこします。
しかし、HIV感染症の患者や臓器移植後の免疫抑制剤使用者など、
免疫力が低下した人が、日和見感染症的にクリプトコッカス菌に高率に感染します。
そのような人には、中枢神経に病変をつくり、しばしば致死的になります。
平和なイメージなハトも、HIV患者さんの様な免疫力の低下した人にとっては、
命取りになることに関係しているということも、知っておきましょう。
なお、ネコエイズ(FIV感染症)に感染しているネコも同様に、この病気にかかります。
ヒトの日和見感染症と同様の症状を示すため、ハトとの接触と絶ち、
室内で飼う事が大切だと思われます。


[病原体データ]:
クリプトコッカス菌はカビの一種で、土壌中に広く分布しています。
鳥類の堆積した糞に含まれている窒素成分を栄養源にたいへんよく増殖しますが、
トリの体内は哺乳類より体温が高いため、感染も増殖もしません。
トリではクリプトコッカス菌が増殖出来ないので、物理的にばらまいたり運んだりする点で重要です。
ヒトや動物は糞便の粉塵を吸入することにより感染します。
健常者にはほとんど感染しませんが、免疫不全や免疫力の弱いお年寄りは容易に感染します。
その症状 が出るまでの期間はバラバラです。
またこの菌は、呼吸器に感染後、神経組織に移動して髄膜炎、脳炎などを起こします。

[症例]:
くしゃみと鼻汁のなかなか治まらない8歳のネコが来院しました。
一般的な抗生物質を処方して、様子を見ましたが、日に日に悪化していきます。
そして鼻を中心 に顔が腫れあがったので、大学病院で精密検査を受けました。
結果はネコエイズによる免疫不全症とクリプトコッカス症でした。
免疫の状態は最悪で、ほとんど抵抗力がありませんでした。
抗真菌薬や対症療法を施しましたが、残念ながら神経症状が出てきて助けることは出来ませんでした。
ヒトのエイズでもクリプトコッカス症に感染する機会は増えてきています。

[予防]
体力、免疫力の低下した人は、ハトの近くに近寄らない。
このような患者さんが入院しているような病院の近くでは、ハトが寄らないよう、エサをあげたりしない。
[治療]:
肺クリプトコッカス症は軽症の場合、治療を必要としない。
クリプトコッカス髄膜炎は抗真菌剤の投与。

(みずほ台動物病院ホームページより)












東京都
報道発表資料 [2005年7月掲載]

ハトへのエサやり防止キャンペーン
3回目の生息数調査結果

平成17年7月5日 環境局

東京都では、ハトの過剰な繁殖から生じる被害対策として
今年1月22日から都立上野恩賜公園で「ハトへのエサやり防止キャンペーン」
を実施しております。
対策の効果を確認するため、
これまで3回の生息数調査を実施してまいりましたが、
上野公園のハトの生息数が大幅に減ったことが
6月の調査で確認できましたのでお知らせします。
この成果は、都民の皆様や来園客の皆様のご理解と
ご協力によるものと考えています。


<調査の結果>




このキャンペーンは、今年末まで上野公園で継続して実施し、
ハトの生息数がどのように変化するかを検証していきます。
今後は、この調査結果を基にそれぞれの地域等で
自主的な取組が拡大するよう、
引き続きハトへのエサやり防止を
都民の皆様に広く呼びかけていきます。

問い合わせ先
環境局自然環境部計画課
電話 03−5388−3505






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